鐵山資料室見学(4年生)
2025年12月5日 11時58分12月5日(金)、2・3校時に4年生が社会科見学を実施しました。社会科で学習した郷土の偉人「青野岩平」さんについて、より詳しく知るために多くの資料を収蔵している鐵山(青野岩平さんの雅号)資料室の見学をしました。
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| 最初に、鐵山資料室の見学をしました。四坂島煙害事件を解決したことで有名ですが、他にも多くの業績がわかる資料をみせていただきました。 | 総檜造りの庄内小学校の建設にも努力され、当時多くの地域から見学に来られたそうです。ガラス窓の校舎は、当時珍しかったとのことでした。 | 周桑病院の設立にも尽力され、今も病院前に青野岩平さんの頌徳碑があります。28歳で庄内村長になった後、愛媛県議会議員や愛媛県農会長などの要職を歴任されました。 |
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「蘭亭記」の前で説明を聞きました。青野岩平さんが書かれた書道作品も見せていただきました。辞世の句として、「縁の下 力持ちして五十年 功なき身の恥ずかしきかな」と詠まれたとのことです。一生を庄内や地域のために尽くされた岩平さんのお人柄を児童も感じ取っていました。 |
この手紙は、柳原極堂さんから頂いたものです。正岡子規さんと同級生だったとのことで、高浜虚子さんや河東碧梧桐さんとも親しく手紙のやり取りをされていたとのことです。88歳でお亡くなりになるまで、多くの方から信頼されていた様子を、教えていただきました。 |
庄内小学校を建てる際に、自ら現場監督となり、県庁の技師の方と一緒に設計図を仕上げられたとのことでした。今では当たり前の消防ポンプを、反対されても庄内小学校のために大阪まで買い付けに行かれたお話を聞き、庄内への思いや偉大さを子どもたちは感じていました。 |
非常に寒い中、子どもたちのためにいろいろと教えていただき、青野岩平さんの思いを子どもたちは、痛感したことと思います。座右の銘としていた「積小為大」の学の前で、意味をお話いただき、子どもたちのやる気も高まったようです。これから、自分にできることをコツコツ積み上げて立派に成長してほしいと思います。